福島県二本松市旧東和町にゆく

 福島を「フクシマ」と呼ぶ人は、ある種の想像力を欠いた人たちではないだろうか。脱原発の態度表明をするのはごく自然だと思うが、福島で知恵を絞って行動を起こしている人たちを無視して、福島を十字架にかけ、一色に染める考え方はどうしても受け入れられない。

 特に福島の農業について、あまりにもわれわれは知らない。なので卒業生菅野瑞穂が再び「ツアー」と銘打ってわれわれを呼んでくれたので、急遽二本松市での農業勉強会に参加することにした。

 ベラルーシ製の放射能測定器Gamma activity monitor AT1320Aなどを見せてもらいながら「ゆうきの里東和 ふるさとづくり協議会」の、放射能に対する驚くほど誠実な対応に驚く。放射線が全く検出されなかった(ND)ということにも安心せず、測定を継続し、メッシュを細かくしてゆく。「道の里」がさながら大学の実験室である。これを行政でなく自分たちの手でやっているのだ。

 そしてなにより、元東和町(とうわまち)の農家の強いコミュニティについて知ったことが一番の成果だった。このコミュニティを崩壊させてはいけないと思う。震災と原発事故の恐ろしいところは、放射線だけでなく、コミュニティを壊してゆくことである。

 東和の人たちも、心が折れそうになることがあるという。それは原発のせいだけでなく、福島以外の人々の、福島に対する態度に由来するのだ。震災で活躍したtwitterが今回はデマの温床となっている。おそれるならきちんとおそれよ。

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ニチジョDeもちつき

福島県二本松市で農業経営をするOG菅野瑞穂(すげのみずほ)。このブログでもたびたび触れた遊雲の里ファーム(ゆうのさとふぁーむ)という名の農地である。彼女のアイディアで、大学で福島の米を使った餅つき大会を行った。
 主催は、大学で立ちあがった農業サークルiFarm(あいふぁーむ)。300人分の紙皿も足りなくなる大盛況であった。体育大なので、学生の餅つきも腰が入っていて感心する。

2012年1月12日(木) 12:10~13:00
場所:日本女子体育大学 北館横
主催:iFarm (ニチジョ農業サークル) &石原研・雨宮研
実演:あぶくま高原 遊雲の里ファーム(福島県二本松市)

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コレオグラファー誕生の瞬間

Water_bo 9月某日、台風が関東を直撃中の大学プールにて、ダンスパフォーマンス『水と身体』(N大学 ダンスプロデュース研究会)を観る。
 プールの水位は膝下まで。足さばきが見えない中ですべてのダンスを行う実験的な試み。水中の椅子に座りゆっくりと全身を水に解き放ってゆく素晴らしいソロで始まる。プールの深い奥行きを上手に使った男女混合のコンテ作品も印象的だった。

 天井に雨がたたきつけ、プールと二重に水浸しの公演。そのために踊り手に音楽はほとんど聞こえなかったようだ。
 圧巻は、7月に作品を発表し始めた3年生M振りつけのストラヴィンスキー「春の祭典」。前回はモーツァルト「ジュピター」第一楽章に振りつけた(モダンダンスのボキャブラリーでタイミングを少しずらしたもののようだ)作だった。「舞踊学専攻で久々に登場したコレオグラファーの才能!」と話題になっている。
 

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福祉施設でタップダンス

2月27日
ゼミ学生が作ったアートマネジメントの任意団体Black Linesの最初の活動.
世田谷区東北沢にある,重度肢体障害者の利用施設(世田谷区肢体不自由児[者]父母の会運営)にて,交流会+タップダンスのパフォーマンス.

ゲスト:
kuriko  http://www.cosmicjag.com/kuriko/
西尾国弥

ゲストのkurikoさんのタップにあわせて利用者さんも介助つきで踊る.びっくりした.ゲストはもちろん学生たち,施設の方にも心からお礼を言いたい.

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第xx回援農

2月25日 援農@よしだ農園(場所は三鷹市と世田谷区にまたがっている)。
 暖冬といっても畑は寒い。
 (1)最初はビニールハウス内でじゃがいもを4等分して種イモにする作業。一つの断片に芽が一つにしておかないと、あとで間引く手間がかかる。
 (2)この種イモを吉田さんが小型トラクターで梳いた地面に等間隔に置いてゆく作業。

 地域通貨関係者とも会えた。JAのカリントウとうまい棒を食べながら作業後のお茶。

 団塊批判しているサブカルチャー研究者が今更アグリカルチャーかよ、と陰口もあるらしいが気にしない。

 ちなみに甲斐賢治氏のサブカルチャー+アグリカルチャー=サバグリ とは考え方が全く違う。私は都市近郊農業そのものに興味がある。

 というかサバグリなんて言葉は今初めて検索して知った。

(付記)あるブログが上の発言に触れていた.サバグリがムーブメントであるかのように誤解してませんか?ということのようだ.いや,ムーブメントになってくださいとひそかに応援しているのである.

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第xx回援農

2月8日 新橋「荒井商店」にて『増補 サブカルチャー神話解体』(ちくま文庫)刊行のパーティーが開かれる.大塚明子氏は欠席だったが,宮台真司氏と10年ぶりに再会(正確には彼の結婚式で一言話したが).河村信(フリージャーナリスト),石島裕之(筑摩書房),鈴木謙介(GLOCOM),岩間夏樹(RISEコーポレーション).私はクロポトキンのことをちょっと話したことしか憶えていない.チャーリー鈴木氏のファッション論が面白かった.自分がここ10年やってきたこととまったく関係がないと思っていたものが意外なつながり方をしていることを知った.

2月9日 援農@よしだ農園.遅ればせながらの新年のご挨拶.彫刻家の翁譲氏が作品の材料である檜をとりに来ている.作品の写真を見せてもらいながら少し話す.援農(都市近郊農業)の可能性で卒業論文を書く学生と今後の執筆について農作業をしながら話す.キャベツ,ブロッコリー,にんじんをいただく.

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えるもーる烏山イベント

えるもーる烏山「LUCKCARD」イベント

 ダンスプロデュース研究会とゼミ生が参加する.コミュニティカード化にどこまで大学がからむことができるか.

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第15回援農

 今回もゼミ生と「風のすみか」さんの共同作業となる.さらにアースデイマネーの嵯峨氏と高橋氏,某飲料水の広告撮りに某広告会社の取材が入る.吉田さんはこの状況で驚くほど的確な指示をしてくださる.

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えるもーる烏山

5月16日
烏山商店街の「コミュニティポイントによる地域活性化協議会」を傍聴する.

烏山駅前通りの新ICカードシステムが地域通貨的に使う試み。

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福祉ボランティアサポート研究会・説明会

5月1日
大学で「福祉ボランティアサポート研究会」の説明会を行う.
教員:雨宮,石川,笹本,平井,北岡,石原
参加人数は20名ほど.

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